水町 俊郎(愛媛大学名誉教授)
伊藤 伸二(日本吃音臨床研究会会長)編著
定価 2,200円(消費税10%含む、送料当方負担)
ナカニシヤ出版(2005.03)
【内容紹介】
故水町俊郎・愛媛大学教授の長年の吃音研究の成果と、伊藤伸二の体験をもとに編集。吃音研究者、臨床家、体験者が吃音に悩む当事者の生の声や、どもる子どもの声に耳を傾けて新しい吃音の臨床を提案する。
【書籍目次】
第1章
吃音の問題を、周囲の聞き手や吃音者自身の生き方をも含んだ包括的な問題として捉えることの意義(水町俊郎)
第2章
吃る人は具体的にどんなことで困り、悩んでいるのか(伊藤伸二)
第3章
ある成人吃音者の生活史から、吃音とのつき合い方について考える(水町俊郎・伊藤伸二・佐々木和子)
第4章
吃音の仲間との出会いの意義(その1)(伊藤伸二)
第5章
吃音の仲間との出会いの意義(その2)(廣島忍・岐阜大学助教授)
第6章
吃音はマイナス面のみか 吃音力の提唱(伊藤伸二)
第7章
吃音者の就労と職場生活(水町俊郎)
第8章
ことばの教室でしておくこと(堀彰人・千葉県教諭)