恒例の大学ラグビー伝統の一戦 早明戦
12月1日(金)の朝早く、千葉に向けて出発しました。午後から千葉市立検見川小学校のことばの教室を訪問しました。最近は、土曜日の「ちば吃音相談会&学習会」に合わせて、千葉市内のことばの教室を訪問するのが定番になっています。検見川小学校には、仲間の出口紘子さんが勤務しています。ことばの教室での子どもたちや保護者との時間について、また、翌土曜日の「ちば吃音相談会&学習会」のことは、後日、詳しく報告したいと思います。
今日は、12月3日(日)、国立競技場で行われた、大学ラグビーの伝統の一戦、早明戦の一報です。これまでにたくさんのドラマを生み出してきた早明戦ですが、今年、創部100年を迎える、母校明治大学のラグビー部にとって、今年は今まで以上に期待がふくらむ一戦となりました。
今年も、昨年と同様に、吃音親子サマーキャンプに参加し、「スタタリング・ナウ」10月号でサマーキャンプの報告を書いてくれた森田俊哉さんが、チケットをとっておいてくれました。早稲田大学ラグビーOBである森田さんと、サマーキャンプに彼を連れてきてくれていたお母さんと僕たちと4人で観戦しました。
前から5列目、ほぼ中央のいい席でした。最前列の3列は使っていなかったので、前から2列目ということになります。観客は、32,000人。毎年のことですが、校歌や応援の拍手などから、明治大学の応援の方が人数は多かったようです。
試合は、思わぬ展開で、一方的に、明治がリードしました。前半は27対3で終了し、後半も21分までは41対3でした。周りの早稲田ファンとしては、せめてトライのシーンを見たいという願いであふれていました。そこからが、早稲田の底力でしょう。トライを重ね、一時は、8点差まで追い上げましたが、結局は、58対38ということで、明治大学が勝利しました。接戦だと思っていたし、早稲田相手にこんな大量得点がとれるとは思ってもいませんでした。早稲田戦、史上最多得点だそうです。
唯一のスポーツへの関心は大学ラグビーなので、創部100周年の母校、明治大学の活躍を応援し続けたいと思います。来年正月2日の準決勝も、国立競技場で声援を送りたいですが、正月越えができるかどうか。昔は、正月はテレビの大学ラグビー観戦が楽しみでしたが、ここ2年ほどは競技場で応援できているのはうれしいことです。
日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2023/12/06