JSP年報 Stutterring Now 2017年度 第23号
『吃音を生きる吃音哲学 ~伊藤伸二講演集~』
定価 1,000円(送料当方負担)日本吃音臨床研究会刊(2019.04)
【内 容】
はじめに
障害を受容するために
(1991年 神戸市立難聴幼児通園施設ひばり学園での母親勉強会)
吃音と聴覚障害の共通点
みじめな学校生活
強烈な出来事
ハンディキャップの箱
何が欠落していたのか
もつべき自己概念
障害を受容した子育てのすすめ
聞けない子どもは、聞いてもらった経験がない
自己主張できる子に
自己開示もやはり親の姿勢から
感情表現を豊かに
幸せな人生って何だ
障害を受容するために
ふれあいとつきあい
~今、福祉施設職員に求められるもの~
(1999年 近畿盲ろう難聴児施設職員研修会全体講演)
ふれあいとつきあい
私の歴史
ふれあうことへの恐怖
ふれあいの出発点
自分を好きになりたいと思うこと
§言語グループで§
今を楽しく
親の楽しみを探す
心のふれあい
§吃音親子サマーキャンプ§
自分たちが楽しむ
楽しいということ
演劇
表現への意欲
§自分を好きになる§
ジョハリの窓
開放の窓
自己開示能力を高める
自己開示の機能
なぜ自己を語れないか
肯定的な人生態度
§自分をサバイバルする§
論理療法
§ゲシュタルトの祈り§
[資料]言語グループから「なろう会」へ
はじめに/言語グループを担当したきっかけ/明るく楽しく生きるお母さんに
/野外活動に取り組む中で/なろう発表会/おわりに
人の間に生きる
(2000年 教育相談講演会 石川県立金沢向陽高等学校)
はじめに
僕の高校時代
無理解な教師との出会い
どもりを治す努力
ライフサイクル論から見た僕の思春期
課題が達成できなかった私
自分らしく生きる
学級崩壊
教師のサバイバル
ドライバー
逃げても甘えてもいい
ある高校生との出会い ~とりあえず言い置く~
論理療法
おわりに
言語障害児・者として生きてみえてきたもの
~自分とうまくつき合う発想と実践~
(2001年 第25回 九州地区難聴・言語障害教育研究会熊本大会)
はじめに
1. 言語障害者として生きてみえてきたもの
人とのコミュニケーションを阻んだもの
教師の配慮によって傷つく
かわいそうと思うこと
吃音を否定した私の場合
そのままのあなたでいい
私の吃音を治す試みの失敗
2. 自分とうまくつき合う発想と実践
どもる事実を認める
吃音は、言語訓練では治せないと考える
吃音と向き合う
日常生活を大切にする
自分とうまくつき合う
下町のショーガール
おわりに
響きあう、言葉をたがやす
~私の吃音の孤独と自己表現~
(2003年 引きこもりの支援活動研修・親のグループ学習会 石川県教育センター)
今、ここでのことば
吃音に悩んだ日々
どもりは治らなかったが
あなたはあなたのままでいい
基本的信頼感
ヘレン・ケラーとサリバン
まず、からだごとの触れあい
自律から自発へ
深いやすらぎと、集中の中で
コミュニケーションの5つの要素
~自己概念、傾聴、感情の表現、アサーション、自己開示~
自己概念/傾聴/感情の教養/情報伝達のことば、表現としてのことば
/声の教養
悩みの中から掴んだ、生きる力
(2010年 NPO法人生活の発見会 四十周年記念講演会)
吃音と皆さんとは親戚
吃音に悩み始めたきっかけ
ライフスタイル
劣等コンプレックス
水漏れ症候群
吃音を治すために東京の大学へ
同じように悩む人との出会い
私のどもりは治らなかった
どもりながらのアルバイト生活
セルフヘルプグループ言友会の創立
セルフヘルプグループで得た共同体感覚
吃音は氷山のようなもの
どもりを隠れ蓑にするのはやめよう
おわりに
あとがき
【郵便振替でのご注文】
[郵便振替口座番号]00970‐1‐314142
[口座名]日本吃音臨床研究会
・この振替口座は、会費や参加費、出版物の購入などが、一つの口座で処理されます。ご送金の際、必ず通信欄に「本のタイトルと冊数」を明記して下さい。