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新・吃音ショートコース

吃音哲学 ~吃音の豊かな世界への招待~」が、初回から継続している共通テーマ。この回は初めて、会場を淡路(大阪市東淀川区)に移しました。

講師を迎えず、吃音を切り口に、どう考えどう取り組めば、より楽しくより豊かに生きることができるかという視点で、生活、人生を見つめ直す場として開催。参加者が今一番知りたいこと、聞きたいこと、してみたいことをリクエストし、それに応える形で、内容・プログラムを組んでいます。


2017年度 第2回 新・吃音ショートコース

・日時:2017年12月09日~10日(土・日)

   12月09日(土) 13:30~20:30

   12月10日(日) 09:30~16:30


・会場:大阪市立東淀川区民会館

  (〒533-0023 大阪市東淀川区東淡路1-4-53)

  (阪急「淡路」駅から南東へ約12分)


事前に決まっていたプログラムは、はじめの自己紹介を兼ねた「出会いの広場」と、1日目夕方からの「発表の広場」と、最後の「ふりかえり」だけでした。メインのプログラムは、「こんなことをしてみたい」「これについて知りたい」という参加者のリクエストに答える形で、組み立てていきました。参加者から聞き出したリクエストがホワイトボードに記録され、それをみんなで2日間で取り組んでいく、じっくり、贅沢な時間を過ごしました。

参加人数は19名。自分を変えたいと遠く宮崎県から参加した29歳の青年。当事者研究などいろいろと大学院で学んでいる埼玉県からの大学院生、人生の節目を迎えた愛媛県からの女性。真剣に吃音を、人生を考えたい、語りたいと考える人たちとの出会いは刺激的で、楽しいものです。

また、全員が発言し、シェアするのにちょうどいい人数でした。ひとつひとつのセッションごとに、また、誰かが出した話題ごとに、全員が感想を伝え合うことができ、それがなんとも言えず、居心地のいい空間を作り出していました。まさに、参加者みんなで作りあげた吃音ショートコースでした。


この新・吃音ショートコースが充実した時間だったことは、参加者が書いて下さった感想でよくわかりました。その一部をご紹介します。

・2日間ゆったりとした時間でいろいろなメニューの勉強ができてよかった。参加者一人ひとりの意見や感想を聞けて、自分の考えの幅が広がりました。

・ちょうどいい人数に、ちょうどいいスケジュール。せわしなく進んだり、のんびり考えたり。他の人の問題やテーマ、発言が自分の中でリンクする瞬間が、たまらなく心地よかったです。


伊藤伸二ブログに掲載された、「第2回 新・吃音ショートコース」報告です。

☆同ブログ「吃音哲学と吃音人生」記事

☆同ブログ「吃音哲学と吃音人生につきあう(参加しての感想)」記事


新・吃音ショートコース背景画像


「新・吃音ショートコース」ページに