第13回 親、教師、言語聴覚士のための吃音講習会、参加申し込み、受付中!
僕たちが「吃音の夏」と呼ぶ季節が始まりました。スタートは、先日の、第13回新・吃音ショートコースでした。吃音について、自分について、真剣に考え、語り合いたい人たちが集まり、とてもいい時間でした。
そして、「吃音の夏」第二弾は、8月1・2日、愛知県犬山市の犬山市民交流センター「フロイデ」での、第13回 親、教師、言語聴覚士のための吃音講習会です。
親、教師、言語聴覚士のための吃音講習会は、今年で13回目となります。
愛媛大学教授・水町俊郎さんや岐阜大学教授・村瀬忍さんたちと一緒に始めた吃音講習会は、水町さんがお亡くなりになって、4回で終わりました。そのときの吃音講習会を、シリーズ1とすると、その8年後にシリーズ2が始まり、それが今年、第13回となります。
どもる君へ いま伝えたいこと
これまで、どもる子どもが幸せに生きていくために、私たちができることを模索してきました。そして、健康生成論の把握可能感、処理可能感、有意味感の3つをつかむことができる教材として、吃音氷山説に基づく吃音チェックリスト、吃音の問題や課題を理解する言語関係図、吃音をいろいろな角度から考えることができる「吃音カルタ」などの教材を紹介してきました。これらの教材を使って子どもと対話を続けることが、どもる子どもの吃音を生き抜く力を育てることになると私たちは確信しています。
今年は、健康生成論、レジリエンス、ナラティヴ・アプローチなどを学んで、どもる子どもと対話を続けてきて、今この不確実な時代を生きるどもる子どもたちに、ことばの教室担当者として、親として、言語聴覚士として、何を伝えたいのかの原点に戻り、みなさんと一緒に考えていきます。
今年のテーマは、ずばり「どもる君へ いま伝えたいこと」です。
ゲストの大谷和世さんは、幼児期からかなりひどくどもる息子の志門くんの将来に大きな不安を抱えていました。入学前の吃音相談会で、「吃音を治す・改善する」ではなく、「吃音とともに生きる」道があることを知り、納得してこの道を選び取りました。中学1年のコロナ蔓延の時期は、筆談するほどに吃音が悪化する中、部活動や英語検定試験を乗り切り高校を卒業し、希望の大学に入学し将来に大きな夢をもっています。
それぞれの困難な時期をどう乗り切ったか。親と子の物語を、対話を通して紹介します。
また、今、小学校の支援学級の教員をしている女性にインタビューをして教員採用試験での経験を話してもらいます。大阪吃音教室の講座も、どもりながら社会へ踏み出し、自分らしい新生活を始めようとしている新大学生や新社会人に向けて、学生生活や社会生活の中で何を大切にするのか、さまざまな立場から、経験を出し合い話し合います。今、担当されているどもる子どもたちが近い将来直面する就職問題へのヒントとなるでしょう。2日間、参加者の皆様と一緒に、吃音の新しい展望を共に探っていきます。
日時 2026年8月1・2日(土・日)
会場 愛知県犬山市 犬山市民交流センター「フロイデ」
参加費 6,000円(当日、受付でお支払いください)
参加申し込み 参加申込書に必要事項をご記入の上、郵送またはメールで
問い合わせ 日本吃音臨床研究会 伊藤伸二まで TEL/FAX 072-820-8244
【親、教師、言語聴覚士のための吃音講習会】の詳細は、ホームページ【https://www.kituonkosyukai.com/】に掲載しています。ホームページでは、今年の案内の詳細、参加申し込み書がダウンロードできます。また、これまでの吃音講習会の様子なども掲載しています。
また、【日本吃音臨床研究会】のホームページからも、【親、教師、言語聴覚士のための吃音講習会】のホームページにとぶことができます。
みなさんのご参加、お待ちしています。
日本吃音臨床研究会 会長 伊藤伸二 2026/06/27

