2024年12月
2024年、お読みいただき、ありがとうございました。
2024年も残り2時間ほどとなりました。僕の今年を漢字一文字で表すと、「痛」です。脊柱管狭窄症からくる腰痛にはかなり痛められました。それでも、「吃音と向き合い、吃音を語り合う伊藤伸二・吃音ワークショップin東京」、「親 […]
吃音問題の歴史―楽石社と言友会をめぐって―
僕が大阪教育大学に勤めているときに書いた論文を紹介します。 大阪教育大学紀要第23巻第IV部門(昭和49年)に掲載されている、『吃音問題の歴史―楽石社と言友会をめぐって―』です。吃音問題を語るとき、正しい知識をまず知る […]
『どもる君へいま伝えたいこと』感想特集 2
昨日、『どもる君へ いま伝えたいこと』を読んだ感想を、ひとり紹介しました。今日は、その続きです。 『どもる君へいま伝えたいこと』は、小学校3年生くらいの子どもが手に取り、自分で読めるようにと、難しい漢字にはふりがなをつ […]
『どもる君へ いま伝えたいこと』(解放出版社) 北海道新聞で紹介される
『どもる君へ いま伝えたいこと』を発刊したとき、新聞がいくつか取り上げてくれました。今日は、その中でも、珍しい北海道新聞の記事を紹介します。なぜ、北海道新聞が取り上げてくれたかですが、2008年の夏、僕は北海道を車で旅 […]
どもる君へ いま伝えたいこと~まえがき~
僕が一番書きたかった本『どもる君へ いま伝えたいこと』(解放出版社)の発刊のときのことを書いた巻頭言を紹介しました。今日は、その本の前書きをそのまま掲載します。今、困っている子どもへ向けて語りかけるように書きました。僕 […]
再び、10冊運動のお願い
『どもる君へ いま伝えたいこと』(解放出版社)の出版に向けて、「吃音を生きる子どもと同行する教師・言語聴覚士の会」の仲間たちと、何度も合宿をし、何度も原稿を書き直したことが、懐かしく思い出されます。鹿児島、大阪、兵庫、 […]
大阪吃音教室の忘年会
一昨日の金曜日は、大阪吃音教室の2024年の最終講座、そして、昨夜は、忘年会でした。 これまでずっと僕の近所のカフェ・グッデイズというお店で忘年会をしてきたのですが、店の事情で今年は、会場を変更しました。僕たち大阪吃音 […]
どもっても言いたいことをあきらめたくない
「スタタリング・ナウ」2008.7.22 NO.167に掲載したもう一人の同行者の記録を紹介します。自分の耳のことを正直に自己開示したことで、展開していったどもる子どもとのつきあい、その様子が詳しく書かれています。尾谷 […]
どもる私がどもる翔くんと向き合って学んだこと
臨床家は、同行者であってほしい。これは、どもりながら生きてきて、多くのどもる子どもやどもる人に出会い、ことばの教室の担当者や言語聴覚士と研修などで学び合ってきた僕の心からの願いです。 今日は、昨日の巻頭言につづき、「ス […]