2024年9月

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牧口一二さんの訃報に接して

 被災障害者支援NPO法人「ゆめ風基金」の元代表理事の牧口一二さんの訃報を、今、大阪吃音教室の例会会場として借りている、大阪ボランティア協会を通じて知りました。 牧口さんは、足に障害があり、僕が出会ったときは、松葉杖を使 […]

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できないことが多いから

 殊の外暑かった今年の夏でしたが、ようやく朝晩はしのぎやすくなってきました。夜、食後に歩いていると、秋の虫の声がにぎやかです。9月も残りわずかになりました。秋本番、実り多いものにと願っています。 さて、今日の巻頭言は、「 […]

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いのちが激しく動く~竹内敏晴さんのレッスンをめぐって~ 2

 一昨日の続きです。この座談会の詳細は、『竹内レッスン』(春風社)に載っていす。お読み下さい。 「ことばが詰まっているときというのは、その人のからだの中から声が生まれようとして、一番激しく動いている、一番激しく生きている […]

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いのちが激しく動く~竹内敏晴さんのレッスンをめぐって~

 竹内敏晴さんの「からだとことばのレッスン」は、東京と名古屋、大阪で定期的に開催されていました。それぞれ運営は独立していましたが、大阪のレッスンは、僕たち日本吃音臨床研究会が主催していました。竹内さんがお亡くなりになるま […]

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私の声とことばの履歴書

 「吃音はどう治すかではなく、どう生きるかだ」、これは、僕の一貫した、ベースとなる哲学です。かといって、声やことばに関して何もしないということではありません。声やことばには人一倍関心があり、これまで、「声の教養」を劇作家 […]

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まだ科学が解けない疑問~なぜどもるのか~

 吃音は、長年の研究にもかかわらず、未だ原因が分からず、治療法もありません。医学、科学が発展している現代においてもそうです。だから、僕たちは、吃音と上手につきあうことを考えてきました。 晶文社発行の『まだ科学が解けない疑 […]

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どもる人へのメッセージ 2

 昨日の続きです。正しい知識を得ること、具体的な取り組み、そして吃音は治らないかもしれないということ、どれも僕の考え方と似ています。 また、「吃音を治す努力の否定」を提起したとき、その考えについてどう思うか、尋ねました。 […]

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どもる人へのメッセージ

 1975年、日本放送出版協会から出版された『吃音者のために 人間とコミュニケーション』に収められている《吃音者へのメッセージ》の中から、ジョセフ・G・シーアンの文章を紹介します。 どもる人へのメッセージ         […]

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吃音は氷山

 吃音研究には長い歴史があります。たくさんの吃音研究者が研究を続けてきました。自分自身がどもるという研究者もたくさんいます。そんなたくさんの研究者の中で、僕は、吃音氷山説を提唱したジョセフ・G・シーアン(カリフォルニア大 […]

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認知療法・認知行動療法のワークショップの後で自分を否定せず価値認める   吃音を受け入れる

 映画「ぼくのお日さま」の全国公開のお知らせを挟んだので、大野裕さんによる認知療法・認知行動療法のワークショップのしめくくりができていませんでした。 日本経済新聞の「こころの健康学」というコラムで、大野裕さんが、僕たちの […]

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