定価 500円(送料込み料金 700円)
大阪スタタリングプロジェクト(2014.08)

【内容紹介】

どもる人がいかに吃音と向き合い、サバイバルしていったか、21名が自らの体験を綴る。世界的小説家ディビッド・ミッチェルさんと芥川賞作家・村田喜代子さんの体験を含む。

【書籍目次】

・東野 晃之  「はじめに」

・吃音を公表する

 東野 晃之  「隠すということ」
 上殿 香緒里 「はい、………はい誓います」

・職場でのサバイバル

 川東 直   「笑いから学んだ言葉」
 西田 逸夫  「電話が得意になるまで」
 林 佳代   「どもってもいいよ」
 南 泰成   「あるがままに」

・どもりとともに

 赤坂 多恵子 「どもりは審査委員長」
 香川 孝行  「会いたかった」
 丹 佳子   「どもりの遺伝子」

・吃音から学んだ人生

 堤野 瑛一  「劣等感」
 藤岡 千恵  「世界は、変わる」
 鈴木 永弘  「変わらないものを大切にしながら」
 村田 朝雅  「吃音受容と他力の信について」
 嶺本 憲吾  「わるくない」
 掛田 力哉  「昼飯の問題」

・吃音親子旅

 川崎 益彦  「よみきかせ」
 松本 進   「母のウソ」
 坂本 英樹  「She has a voice !」
 山賀 千春  「どもる私と、三人の子ども達」

・吃音人生のサバイバル

 村田 喜代子  特別寄稿「どもり礼賛」[講演]
 デイヴィッド=ミッチェル「吃音に振り回されない生き方」

・伊藤 伸二  「おわりに」

(表紙・イラスト 藤岡 千恵)