定価 1,000円(送料当方負担)
日本吃音臨床研究会刊(2021.09)
【内容紹介】
大阪吃音教室の当事者研究の講座や、新・吃音ショートコース、伊藤伸二・吃音ワークショップin東京、親・教師・言語聴覚士のための吃音講習会など、さまざまな場で、伊藤伸二と対談したり、伊藤のインタビューに答えたり、どもる人が自ら語ったり、それを支える参加者が自分の思いを伝えたり、生の声が行き交い、笑いが起こり、思わず涙したり、そんな人間の当たり前の営みが凝縮された時間を再現した冊子です。
掲載されているのは、9編の当事者研究です。体験はひとりひとり違いますが、それは普遍的で、生身のどもる人間が、「どもりながら豊かに生きる」を、見事に提示しています。
ことばは、自分と他者をつなぐ大切なものだと、ことばの持つ力を信じさせてくれます。
【書籍目次】
・まえがき
・Ⅰ部 場を支える人と共に
横田さんの場合 1
横田さんの場合 2
長野さんの場合
由佳さん(中学2年生)の場合
坂上さんの場合
松原さんの場合
・Ⅱ部 インタビューを通して
堤野瑛一さんの当事者研究
有馬久未さんの当事者研究
佐々木和子さんの当事者研究
・あとがき 対話における場の力